讃岐緑想
香川県三豊市の父母ケ浜(ちちぶがはま)に竣工した、堀部安嗣氏設計の建物見学会に参加しました。 道中、 …
JIA(日本建築家協会)徳島地域会主催の市民講座に参加しました。
「僕らの履歴書2」というテーマは、建築を学んでいる、学ぼうとしている学生たちに向けてという側面があるためか
とても分かりやすい言葉、そしてその言葉がすとんっと心に落ちる講演会でした。
建築に携わる人が普段意識していることは、たぶん、そう大きな違いはなく、
ただ、表現方法が十人十色というか。。。
例えば、敷地の横に緑地帯があったとしたら、その好環境を活かしたいと思うはずで。
その活かし方に、その人らしさ、その人の思考がカタチとして現れる。
先週の伊月さんのお話しではないですが、生まれ育った環境、自分が無我夢中になってきたこと、
今置かれている環境。そんなことがその人らしさをつくり、どんな素材を用いて、どんなふうに表現するのか、
そしてどこまで突き詰めて考えているのか、等々。そんなこと全てが、結果としてカタチになるのだな、と。
経験値が人をつくり、思考や判断、行動に現れる。
でもそれは、建築に限らず、すべての人がそうですよね。
また、お話の中で、うれしかったフレーズが。
図面は手紙だと思っていると。
私もかねがね図面は、特に現場への「お手紙」と思っていて。。
こういうふうに考えているので、こうしています。なのでこんなふうに。
ここは気を付けて欲しい、でもここにも気を配ってね。
あ、でもここはこうだから!!と声を大にして言いたいことは、縮尺を1/10とか1/3で大きく描く。
伝わらないと困るので、字の大きさやレイアウトにも気をつける。。。みたいな。
勝手に親近感!でした。
一線で活躍されている人の話を聞くのはおもしろいです。
なにかしら自分の頭も整理できたように思います。
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