a/樋口建築事務所

あてこみ
2024.10.29

あてこみ

来月棟上げに向けてあてこみを。
木材には末(すえ)と元(もと)があり、(元が根元、末が枝先方向) 勾配がある場合、末が高い位置にくるよう使う
等々、約束事があります。
その約束事は念頭に、材の四面を目視し、どの面に節が多いのか、また年輪を見て梁の上下を確認したり。

一番キレイな材は、一番目に入るであろう場所に。
節の多い材は節のある面を壁に向け、あまり目に入らないように工夫を。
そんな感じでひとつずつ使う場所を決めていきます。


キレイな面が残るようにカット。

 

 

柱もきれいでした。
事前に柾目、板目、木表、木裏、どの面を正面にするか、なんなら正面をどこに向けるか、を決めてから加工しています。